大正モダニズム!「旧石川醫院」
三津2
旧石川醫院が建てられた昭和初期ころ、三津浜地区では伝統的な町家住宅に交ざり、
旧石川醫院のようなモダンな擬洋風様式の木造建築も多く建てられて、大変賑わっていたそうです。
三角切妻ペジメントや木製上げ下げ窓、左右対称な壁面装飾がモダンで特徴的な木造建築で、
1996年ころまで内科・小児科の診療施設として地元の人が通っていました。
石川醫院を手掛けた棟梁の馬野楳太郎氏は松山発の映画館をはじめ三津に三津浜図書館、
三津浜銀行、白楊会館などを施行しています。42 歳の時に手掛けた白楊会館と共に唯一現存している建物です。
現在は賃貸テナントとなっており、外観のみの見学になりますが、一見の価値ありです!